朝起きると、だいたい眠くてふらっとしますが
今朝はふらふらふらっとしました。
これはまずいと、ベッドに大の字。
昨年も同じようにめまいで頭グルグルした時よりは軽そう。
いつもなら、会社の保険が効く病院に予約して
日本語の通訳さんをつけてもらいますが
今回は、そこまで出かける前の緊急事態だったので、
朝、近くの診所(個人の小さなクリニック)で診てもらってから行こうと
主人と同じ時間に出るのは諦めました。
しかし、支度も半分は終えていて、ソファでぐでーっとするには
朝、ただでさえ義母の血圧をはかり、義父を起こして薬を飲ませつつ
掃除洗濯の家事をこなすメイドちゃんに申し訳なくて
(我が夫婦の部屋までモップがけしてくれる)
早々に出てきました。
さて、どこへ行こう。
公立病院なら、順番待ちの列に座って並んで待てるかもと
近くの診所を通り過ぎ、島唯一の公立病院へ向かいました。
そこに気まぐれなゲリラ豪雨。
しかも15分前でないとドアを開けてくれないそうで、
お年寄りたちが軒先の雨で濡れた待合椅子の周りでガヤガヤしています。
ゆっくり歩いたり、じっと立っている事は出来るものの、
出来ればどこかに腰掛けたかった…
短パンビーチサンダルのお年寄りやご婦人達に混ざって
普通のカットソーにガウチョだったんですが
明らかにこれから都会に出かけますスタイルのワタクシ
かなり浮いてました。
公立病院は、午前午後で診察人数が決まっていて、
人数超えるとその日に診てもらえません。
ここの病院は午前80人、午後も80人くらいかな。
都会は大きな公立病院がたくさんあるので
その数はもっと多いと思います。
8:45、診察開始の15分前にドアが開き、やっと受付に並べます。
たくさんいたお年寄りの大半は定期診断時に必要な採血だけだったので
私の順番は5番目でした。良かった。
そうそう、診察料は薬込みでHK$50
約710円です。
香港でこれより安く診てもらえる所はありません。
国民健康保険の制度がない香港では、公立以外は
安くてもHK$250〜300(4000円前後)します。
都会の設備の整った診所などは、同じ症状でも2〜3倍以上。
年金制度もありませんし(現在似たような制度はあります)、
少し待ってでも、安価で診察が受けられるなら公立に並ぶのは
仕方ないでしょう。日本も同じかなと。
待っている間に血圧を。正常ね!と言われました。
通常、60/90だった私にとっては少し高め。
でもむしろこれくらいが良いですね。
診察時間はわずか3分
広東語での問診と、目を左右に動かしただけ。
それでも、目的のめまい止めのお薬もらえたので
ヨシヨシです。
お医者さんは、たぶん英語でも大丈夫だと思います。
しかし、旅行でいらした時に公立病院へはおすすめしません。
香港在住でないと診察料はぐんと高いからです。
外国へお出かけ前には海外旅行保険の加入を是非。
そして体調がすぐれなかったらその保険のホットラインへ。
キャッシュレスで受診出来る病院の紹介や予約、
通訳の手配などを代行してくれると思います。
なんて、偉そうに書いてしまいました。
でも、健康一番ですから。