以前、4月の香港といえば、私の中では香港電影節でした。
日本でいえば、10月の東京国際映画祭でしょうか。
が、この10年、すっかり映画を観なくなりました。
今年は29日から「花様年華 4k版」が封切られます。
今日は電影節に時期を合わせてなのか特別上映だったようで
友人達がチケットをとってくれました。
(数日あったものの、時間がちょうど良かったのが今日でした)
映画館なんて2年ぶりくらいです。
このシーンを再現したインスタスポットもありました。
カウンター風のここにはパネルが。
オフショットをディスプレイした空間
映画祭だからなのか、映画会社が気合を入れての宣伝です。
ポスターか栞をプレゼントしてくれました。
ポスターとっても素敵でしたが、飾れないので栞にしました。
こんな素敵なパネル?も。
映画は、王家衛(ウォンカーワイ)監督ならではの
湿気の多い空気感というかなんというか。
20年前の梁朝偉、なんてまぁ色っぽいというかムンムンなんでしょう。
張曼玉も、まだ若さが残ってとっても色気が。
旗袍を着たお腹がぺったんこでスタイルの良さを物語っていました。
ラブシーンはほぼないにも関わらず、この色香漂う(というのかな)雰囲気です。
カメラのクリストファードイルさんらしい、アジアの湿気混じりの暑い空気や
主人公のポマードの香り、夕立の雨の匂い、立ち寄ったレストランのステーキの香りなども
感じさせられる映像でした。
(お昼に大きなハンバーガーを食べたのですが、
主人公達がステーキ食べてて胸焼けしました。)
また、少しずつ映画を楽しめるかな。
そんな時間が取れるかな。